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桜田淳子さんの終活ということ [桜田淳子]

桜田淳子さんの『一夜限りのファン感謝DAY』から一月が過ぎた。

多くの方のブログには、淳子さんのお別れの言葉の『終活』と言うことが語られている。

『終活』は、人それぞれだろうが、この『一夜限りのファン感謝DAY』そのものが、淳子さんにとっての終活の一つかもしれない。

そうだとするならば、このイベントは淳子さんの人生にとって非常に重要なものであり、それは決意のものだったのだろう。

 

 

このイベントに、どのような批判が可能だろうかと考えていた。

しかしながら、正直この『一夜限りのファン感謝DAY』についての反応を見るとき、20年前の反応とは、趣が異なってきたように思う。

あの合同結婚式のときは、国民が驚き、それに乗じて、一部のコメンテーターに先導されて、マスコミがそれに乗っかりセンセーショナルに伝えた。

そして、それは非難にかわり、霊感商法へと論点が移っていった。

 この騒動の背後には、以前『イデオロギーの終焉』として、このブログに何回か書いたように、統一協会と共産主義のイデオロギーの戦いがあったと理解している。

 

20年という時の経過は、一部の妄想的な人を除いては、そのイデオロギー性は陰を潜めている。

そして現在の批判者は、弁護士という、ある意味特権階級と言うことになるのだろう。

被害者の代弁という形をとることにより、彼らの正当性が形式的に確保されているところが、より議論を複雑にする。

これから桜田淳子さんは本格復帰するかもしれない、そうしたら被害が増えるだろう、そうした仮定の下に、桜田淳子さんに非難を向けているように見える。

しかし、これら一連の主張には、彼らの法律論を展開する上で重要な概念である、『相当因果関係』はないのではないだろうか。しかも仮定の話ならなおのことだと思う。

この20年間に行われた司法改革の影響で、弁護士登録する人が以前の10倍以上に増え毎年2000人以上に上るという。

その過剰感から、就職難となり、大手事務所への『居候弁護士』という修行も経ず、質的低下を招き、弁護士会での役員構成が変わったと言われている。

とにかく仕事の依頼が欲しい。そうした新人弁護士の悲鳴があると聞く。

 

しかし、若手を引っ張る中堅弁護士の活躍の場として、霊感商法の広告塔批判が繰りかえさえるなら、重大な人権問題は避けて通れないのではないだろうか。

今は、精神的自由が、憲法上最高位の保障を受けいていることを記載するに留めておこうと思う。

追伸 動画のUP主様に感謝します。 


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