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桜田淳子さんの小さなイベントその2~時を超えて [桜田淳子]

時は、たんたんと刻まれる。

無情にも、あるいは優しくも。

20年の歳月が必要だった。

そして、時間と空間が交叉する一点がまもなく訪れる。

その日を待つのは、今の私ではなく、あの頃のがむしゃらな僕達なのだろう。

 怖いものなどなかった。

何にでもなれると思っていた。

そんな夢の空間、夢の時間が訪れる。

 

 

 

9月に『Thanks40』の発売発表があり、『ファン感謝DAY』の開催が発表された。

正直、この無力な20年間が蘇った。

20年前、圧倒的な批判の前に、なす術が無かった。

それから、過去の名声は浮かんではかき消された。

しかも、重しを載せられながら。

 

物事の評価は、見方によって変化することを、経験則で知っている。

『僕』が『私』になるにつれ、判断能力は身についてきたつもりだ。

もはや、20年前の否定的評価は踏み越える時期が来たと言うべきだと思う。

それでも、知恵遅れな議論を繰り返すことは、なにがしかの意図があるとしか思えない。

その議論の根底にあるのは、イデオロギーに由来する。

『イデオロギーの終焉』が必要なのはわかっても、今更ながら、超えられないのだろう。

 

淳子ファンは、昔から純粋な人が多い。

複雑な議論より、今回の小さなイベントを素直に喜びたいと思っている。

桜田淳子さんは、普通の芸能人にありがちな人気取りではなく、受け狙いではなかったことを僕らは知っている。

ただひたすら、自分の芸を極めたいと思っていた。

周りのスタッフも、そんな彼女に頂点を見せてあげたいと思っていた。

僕らは、そんな彼女が好きだった。それは、子供ながら感覚として理解していたつもりだ。

 

今、この年になって思うことは、高みを目指す彼女を助けられなかったことだろう。

 

宗教問題が利害打算とともに取りざたされる。

しかしながら、彼女が芸能に打ち込む背景に宗教的確信があったとしても、それは僕らに何ら影響しなかった。

 

私は、無信教というより、他の多くの日本人特有の多神教に分類され、しいて言うなら母と同じく仏教になるのだろう。

そのこと自体に、何ら価値を見いださない。しかし、宗教を理解することは出来る。

 

残念ながら、桜田淳子さんが復帰するのは叶わぬ夢だと思っている。

それは、年のせいではない。

トムクルーズの例を引くまでもないが、日本人の思想的成熟を待たなければならないからだ。

僕は、幼稚な議論に引きづられ過ぎたことが残念でならない。

ただ、教訓として、一方通行の批判は何も生み出さず、ただ追い込むだけだと言うことを教わった。 必要なのは、是々非々として理解する姿勢だと思う。

 

僕は、桜田淳子さんの小さなイベントに参加することはできない。

これは長年、応援された方へのプレゼントだと思っている。

 

しかし、遠くにいても、彼女を信じ続けることは変わらないだろう。

 

追伸  動画のUP主様に感謝します。


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コメント 2

sjghd

こんばんは。

風に吹かれても!雨にうたれても!でなく
こちらのブログを更新していたんですね、、

イワタヤイセタン さん、行けないのは、残念ですね、、

「複雑な議論より、今回の小さなイベントを素直に喜びたい」とありましたが、まさに、これ、自分にあてはまります。

今回の「ファン感謝DAY」いろいろ、言われていますが、桜田淳子さんが最終的に決断なさったことなので、それを尊重したいと思います。

桜田淳子さんの復帰についても、ご本人次第だと思います。
復帰について、障害がありますが、本人が決断したなら、尊重したいし、淳子さんが、ご家族の事を考えて、復帰しないというのであれば、
復帰しなくてもいいです。

あまり、主張がなさすぎる自分ですが、、、純粋に桜田淳子さんを応援し、楽しみたいだけです。(あのころに戻りたいだけです)

まあ、26日は、当時にタイムスリップしたいと思います。
by sjghd (2013-11-24 21:00) 

イワタヤイセタン

sjghd さん

こんばんは。

風に吹かれても!雨にうたれても!は、淳子さんのDVDの前には、今は必要無いかなと、思いまして、正直言うと年末忙しいもので、サボってます。

イベントに行けないのは残念ですが、夢としてとっておきましょう。

何にせよ、今回の一夜限りのイベントは、素直に楽しむべきもので、思いのほか、いい評価だったように感じていますが、どう思いますか。


復帰については、sjghdさんの言われる通り、淳子さん次第だと思いますが、そうなると、覚悟してかからなければなりませんね。

主張については、このブログは、そのために書いていますので、微力ながら心したいと思います。

何はともあれ、今度のイベントは、童心に帰って楽しんで、レビュー頂ければ幸いです。

それでは。
by イワタヤイセタン (2013-11-24 22:32) 

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