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『情報の裏を読む』について~桜田淳子『アイスルジュンバン』 [桜田淳子]

YAHOOで、『桜田淳子』を検索すると、トップページに紹介されている記事がある。

有田芳生氏『情報の裏を読む』というものだ。

読んでみると、桜田淳子さんの著書『アイスルジュンバン』についての、背景についての記事のようである。

有田氏は、共産党に所属し、赤旗が統一協会の商法を霊感商法だと命名した時代から、その論陣を張り、イデオロギー闘争の流れを汲んでいるといっていいと思う。

それだけに、一考に値する、

しかしながら、深読みのような印象を受ける。

『アイスルジュンバン』には、淳子さんが芸能界を追われてからの子育て、育児などのプライベートが書かれているのだが、統一協会のことが書かれていないということに対するのが批判の骨子である。

そもそもこの本は、誰のために書かれたのだろうか。
かつての淳子ファンは、すでに40歳を過ぎ、それなりの分別はもっている。
そんな人にとっては、消息を知れば十分のはずだ。

この記事は、そんな読者をないがしろにしていないか。

それまでのベールに包まれた部分を、本人が語ろうと言うことすら、揶揄しなければならないのだろうか。

この記事を読んで、僕の記憶の中にあったものが、蘇った。

この有田氏こそが、1992年、1993年と桜田淳子バッシングの急先鋒に立って、テレビのワイドショーで、バッシングの論陣を張っていたことを。

運命とは皮肉なものである。

これは、言論のあり方もふくめ、現代まで続く重要な問題を含むので、次回以降、さらに深めたいと思う。

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